ウッドソリューション・ネットワークとは About Wood Solutions Network 木材利用拡大に向けた各種課題の解決を図る 産・学・金連携のプラットフォーム 2016年10月、森林・林業・木材産業の一層の発展を願う関連企業等が参画した「ウッドソリューション・ネットワーク」を設立しました。 林業生産者団体や、木の加工・流通に従事する製材会社商、社、ゼネコン、ハウスメーカー等、木に関わる約30の関連企業・団体で構成しています。木材利用拡大に向けた各種課題解決を図るべく日々取り組んでいます。 ウッドソリューション・ネットワークでは、 過去、「構造材」「森林環境譲与税」等のテーマを選定のうえ活動した分科会活動を発展させ、 新たに3つの分科会を設置し活動しています。 SDGs分科会 建築分野において木材利用による持続可能な森林経営、生物多様性保全への貢献や都市での炭素貯蔵効果はESG投資の視点として一般化され、さらにその取組の開示への対応が求められるようになりました。 木材利用の利活用の観点から、今後TCFD・TNFD提言に基づく本格的な情報開示時代向けて開示手法の調査・検討を実施してまいります。 木材利用の意義分科会 木材利用は、木材産業界の活性化だけでなく、環境面(炭素貯蔵や化石燃料代替効果など)や健康面等への貢献も期待されています。 木材利用することでの効果・意義について、供給サイド・消費サイドの両面から把握・分析し、他分科会と連携し、木材利用を促進してまいります。 地域経済振興分科会 木材サプライチェーンは、地域を超えて構築されており、地産地消のみならず地産外商の側面もあり、木材利用によるSDGsや環境・健康面での貢献の前提として、地域経済循環にも貢献しています。 木材利用が地域経済にどのように貢献しているかを明らかにするため、地域経済への波及効果に関して、事例収集等を通じて定性的/定量的な考察を行い、結果の共有・協議・情報発信を実施してまいります。 自治体×WSN会員による木材を活用した取組み 自治体とウッドソリューション・ネットワークでは木材を活用したさまざまな取り組みを行っています。 取り組み02 京丹波町 × 香山建築研究所 ×大成建設 京丹波町役場新庁舎 京丹波町、森林資源の活かし方を模索 新庁舎建設へ、地元で木材供給体制を構築 京都府京丹波町は面積の80%以上を森林が占める。しかし、その豊富な森林資源を生かし、収益の確保によって再造林につなげる、資源循環の仕組みはなかった。町は新庁舎の建設で木造化・木質化を図るのを機に、その課題に斬り込み、地元の製材業を中心とする供給体制を構築した。製材品の「組立柱」を開発するなど設計上の工夫も、町産材の利用率を高めている。 取り組み01 奈良県×大林組 奈良県コンベンションセンター 奈良県、森林環境管理と並行して木材利用 国際会議の誘致へ、奈良らしさを体現 2021年4月、「フォレスターアカデミー」の開校で森林環境管理に向けた人材育成に乗り出した奈良県では、森林環境管理と並行して木材利用にも力を入れている。その象徴が、2020年4月に開館した県下最大の国際会議場「奈良県コンベンションセンター」である。国際会議誘致に向け、県産材を目に見える形で活用し「奈良らしさ」を体現しているのが、最大の特徴だ。 自治体の取組一覧 アプローチブック 分科会活動を通じ2つの アプローチブックを制作しました 2018年10月に内装木質化を施主に提案できるデザイナーを増やすため「MOKU LOVE DESIGN 木質空間デザイン・アプローチブック」を制作・発行しました。 また、2019年8月には中大規模木造建築促進のための課題を明確化し、課題解決に資する施主向けの非住宅アプローチブックを制作・発行しました。 MOKU LOVE DESIGN木質空間デザイン・アプローチブック PDFダウンロード 9MB 時流をつかめ!企業価値を高める木造建築 PDFダウンロード 8.7MB ウッドソリューション・ネットワークからのお知らせ 一覧 2023.1.5「森林環境税に関する自治体の取り組み」にて京丹波町役場新庁舎を更新いたしました 2022.11.30「森林環境譲与税に関する自治体の取り組み」ページを更新いたしました 2021.2.15森林環境譲与税の活用・検討状況にかかるアンケート(自治体向け) 2020.3.31ウッドソリューション・ネットワークのWebサイトを公開いたしました。 ウッドソリューション・ネットワークへのお問い合わせ ウッドソリューション・ネットワーク事務局( 農林中央金庫 ) Tel:03-5220-9555 ( 9:00-17:00 土日祝除く ) プライバシーポリシーについて